クリックで救える命がある。

2011年04月06日

被災地からです。


一昨日くらいから
給油のための行列がやっとなくなりました。

そして、私の実家の家族も避難所から
家に移りました。
といっても1階部分は完全に
使用出来なくなっているので
2階にカセットコンロなどを持ち込んで
簡単なものを調理して食べています。

お風呂もトイレも使えない状態なのですが
避難所で周りに気を使いながら
小さくなって寝るのと比べたら
天国だそうです。




私は、ここしばらく
実家の片づけを手伝いに行ってました。

ドラム缶や沿岸部に植えられていた松の木
家畜として飼われていた動物の遺体など
人の手には負えない量でした。

家の中には堆積した泥。
泥や海水を吸収した畳は想像以上の重さに
なっていました。

そして、その泥も重油やいろいろな薬品などが
混ざり合っていて、ヌルヌル滑り、床に
こびりついているため、ホースを使って
真水を撒きながらデッキブラシでこすり落とし、
その真水を雑巾やいらなくなったシーツなどで
吸い取り、それを各部屋で繰り返し繰り返し
行いなんとか見れるようにはなりました。

1階にあったほとんどのものは使用不能。
フローリングや壁のクロスなども
海水を吸って剥がれてきています。


今後この家に住み続けるには
フローリングの張替え、クロスの張替え
畳の張替え、ふすまの交換
システムキッチンの交換、
電化製品の買い替え
(冷蔵庫・テレビ・オーブンレンジ・洗濯機など)
カーテンの交換など、言ったらキリがないほどです。


幸い私の両親は、退職して年金をもらいながら
農業をしている生活だったので
職を失ってしまった若い人たちよりは
精神的に楽なのではないかと思います。
農業も辞めるそうです。

農業機械はすべてダメになり
大きな鉄骨のハウス2棟は全壊し、
畑には泥が堆積し、
もし、もう一度農業をするとしたら
3千万あっても足りないそうなので。


それでも、近所の人も皆
「こうなってしまったんだから仕方がない。
とりあえず頑張るしかない。何年かかるか
分からないけど少しずつ少しずつやっていこう!!」
と励ましあいながら頑張っています。



そして、毎日見て励まされるものが
あります。
それは桜の木。
津波で瓦礫が押し寄せてきたにもかかわらず
しっかり残っていた庭の桜の木。
海水をかぶってしまって
葉が茶色になり枯れていく木が多い中、
この桜の木はしっかりとつぼみをつけ
毎日毎日見るたびにつぼみが膨らんできています。

一段落したら皆でお花見をするつもりです。






posted by エイひれさん at 12:43| 宮城 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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